2019年の日本の食糧自給率38%
世界的に見ても自給率が低い日本
世界中から多種多様な食べ物が輸入され、手に入る現代ですが、コロナにより輸出入制限があったりと命を支える食の大切さを実感する機会にもなりました。
コロナを機に顕著化された日本の食糧自給自立性の低さは安全保障の問題にも繋がるほど大きな問題です
食糧自給率が低い事と同時に、実は食糧廃棄(フードロス)も多いのが日本の実情です
フードロスとは、まだ食べられるにも関わらず破棄されてしまった食糧のことです。
世界では40億トンにも及ぶ食糧が生産されており、世界の全ての人口の食を賄えるだけの量があるにも関わらず、実際には食糧不足の国や地域がある原因の一つがフードロスです。
環境省によると、日本では毎年約600万トンの食べ物が、 食べられるにもかかわらず捨てられてい ると推計 されています。
大切な食糧が廃棄されてしまい、ゴミになるのはもどかしい矛盾です。さらに地球環境への影響も無視できません。
廃棄された食料の生産過程、ゴミ処理過程で活性した温室効果ガスが無駄に排出され、世界の温室効果ガス排出量の8%を占めます。
世界で使用される水の約70%が食糧生産に使用されています。
生命が生きる上で必要な水もフードロスで無駄になります。
私達のジューサーは10トンという力でプレスするので残ったパルプには栄養がないと考えコールドプレス作成時に出る野菜パルプを廃棄していました。
週に30キロ以上のケール、40キロのほうれん草など大量のパルプです。食べられるのに捨てられているものはもったいないですよね。
これを活用すれば少しでも自給率への解決の糸口が見つかるはず
Skyhighで使っているお野菜は国内の生産者の方々が育てられたオーガニックのお野菜です。国産野菜を使うことで食糧自給率アップに繋がり、配送等で排出するCO2も削減出来ます。お野菜は化学農薬、化学肥料、除草剤不使用なので地球環境にも身体にも優しく体から力が漲ります✨また土作り、古来種(遺伝子組み換えでない)に拘っている農家さんが作るオーガニックお野菜は通常の野菜の1.5倍ほどの栄養があるそうです。
Sky Highではフードロス削減の取り組みとして、ジュース作成時に出る有機野菜パルプをお客様にご提供することになりました。
ご提供場所ーSky High広尾店(青山店ではご提供出来かねませんのでご了承ください)
またSky Highでは、地球環境への配慮として使い捨て容器やプラスチック削減に問い組んでいますのでマイ容器ご持参でピックアップお願い致します。
SNSのDM等で返信はしておりませんので直接来ていただくか、電話での問い合わせをお願いいたします。大容量必要な方はお電話にてご予約を承ります。
野菜パルプといえども、もちろん栄養補給も出来ます。
グルテンフリー、ダイエット、料理のかさまし等多面で活躍します。
簡単にオーブンで焼けるパルプブレッドやクッキー、スープなどもとてもおすすめです。
パルプブレッドのレシピ
ケールパルプ 2カップ (必要であれば包丁やフープロで繊維を細かくする)
アーモンドパルプ 200g(生アーモンドからミルクを作った残りのパルプ)*
ニュートリショナルイースト 大さじ3
味噌 大さじ 1 1/2
チアシード 1/4 カップ(opt)
*アーモンドパルプがない場合はアーモンド
チアシード、フラックスシード、ごまなどで代用可能、ブレンダーで
粘土状になるまでお水を入れ攪拌
オーブン 180度で25−30分焼く
フードロスを意識するだけでかなりのゴミが削減が可能で地球環境への負担も減り、あなたの心身も軽くなります。
今までの当たり前の暮らしを見直して見ると、必要なもの不必要なものもみえてきます。意外となくてもいいもの多いのではないでしょうか?
必要なものを必要なときに持つことでフードロスのみならず多くの生活の余分なロスも減らすことが可能で、所有を減らすことで責任や負担も減り、豊かな暮らしにも繋がります
国内で生産されたものを買うことで生産者の方々とも顔の見える繋がりが生まれ、安心安全な食を得られ、食べ物に感謝、愛情を持っていただくこともできます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。